こちらマクラーレン。今リザードマンに転生した。
通信にノイズが走る。これでは使い物に…いや、所々聞こえて来る…女性の声だと?何者だ?転生するたびに聞こえた気もするが…
通信にノイズが走る。これでは使い物に…いや、所々聞こえて来る…女性の声だと?何者だ?転生するたびに聞こえた気もするが…
しかし、孤立無援のこの状況。自分はゲッシー領での惨劇を忘れてはいない。慎重に、そうだ慎重に事を進めていくんだ。
どうやら自分は村を守る自警団の一員らしい。女リザードマンが起こしに来た。思っていたより女の子っぽいじゃないか。やるなデザイナー。
更に相方となるであろう、タフそうな男リザードマンとも合流した。
これだけの流れならばいつも通り。
「あー雑魚めんどいなー」などと転生回数にあぐらをかいてダラダラプレイしているところだ。
しかし、ここで気を抜いてはいけない。ゲッシー領で起こった一連の出来事が脳裏をよぎる。皆が難易度が高いと言っていたのだ。間違いない、爆弾はすぐそばにあるはずだ。
三者が合流した時点でバトル開始。
普通なら悩まない。序盤のチュートリアルなのだ。デフォルト配置で戦う。誰だってそうする。自分だってそうする。
だが今は違う。
考えろ、この戦闘は爆弾か、否か。悩む事数分…そうだ、キャラバンがない!この状態で過酷な戦闘バランスはありえない!あったら訴訟ものだ!自分はためらいを振り切りデフォルト配置で戦闘に挑んだ。
…勝った。普通に勝った。自分の読みに間違いはなかったのだ。
なんか魔獣が出てきたがどうでも…と思ったら、化物に喰われた!?これは意表をつかれた。降参だ、確かに驚いたよ。
そして、そんな化物相手に戦闘、だと…?
いや、読みは当たっている。まだ大丈夫だ。慌てる時間じゃない。
やはりこの戦闘も爆弾ではなかった。
普通に勝利できた。問題はこの後だった。
現れた…いつもなら頼もしいはずの…しかし今では終末を告げる最後のラッパ。
その名も「キャラバン」!!
そうですよ。こいつなんですよ。こいつ出てきたら受け継ぐ流れになって冒険が始まっちゃうじゃないですかやだー!!と思っていたらポルカが助成してくれました。頑張れポルカ!!
「マクラーレンを正式な所有者とする」
あ、終わった。
ええ、旅が始まっちゃいましたよ。最初の下りはええと、ドワーフを探せ?
まぁ、これなら…
…おる。
…おるよ。
…なんかでかいのおる。
間違いない。あれ、爆弾や。
とりあえずな?とりあえず突っ込もう。
BP25000?
単体でか。…いけるんちゃう?
そして、その結果…
いや苦しい。苦しいよ。リザードマン邪魔だよ。お前らいなきゃいけたよ。
話が進まない?知るか。
とりあえず5連敗くらいして諦めました。
ネロにワープして、さて転生を…しようとして初めて気付く。
自由だ!もう自分は自由なんだ!!
何者にもなれるんだ!ゲッシー?知るか。でもアロティは別な。
そこでアバターをヒューマンに戻しました。そうなんですよ、これこそがマクラーレンさんの真の姿なんですよ!
よし、各地のヒーローストーリー回収…の前にイエ島行くかな、疲れたよ
。あと無駄にガチャ回しちゃって、石すっからかんだよ。なんか回して良かった!って思えた要素一回も無かったよ。30連したのに…30連したのに…
もう、疲れたんだ。薫どのが死んだと思った剣心ばりに疲れたんだ。
そうだ、イエ島で休むんだ。そうしよう。
以上、番外編でした。
そうだ、イエ島で休むんだ。そうしよう。
以上、番外編でした。
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