今日は前回と同じ某一級河川の河口付近に出かけました。
AM8:15、天気は良いですが西風が強く、少々肌寒いですね。
歩き始めてすぐに近くの木にとまっている2羽のコムクドリを発見。雄と雌だったのですが、渡り途中の番でしょうか?
更に近くの水田のコガモの群れの中に2羽のシマアジ(カモの一種です)を発見。こちらも雄と雌の番のようでした。
葦原の上を飛ぶクロハラアジサシを観察した後、自動車で水田地帯をめぐる事にしました。
あちこちで田植えが始まり、農耕車も多いため邪魔にならないよう気を付けながら鳥を探します。
とある田植えの済んだ水田に1羽のシギを発見。車を道路脇に止めて見てみると…
エリマキシギの雄でした! 夏羽への換羽途中の頭が黒いタイプです。
やはり図鑑の記述のように完全な夏羽は繁殖地でしか見られないようですね…
雄の飾り羽と求愛行動はなかなか凄いです(動画でも見られます)
さらに進むとトラクターで代掻き中の田んぼに50羽以上のサギ類、ウミネコ、ハシボソガラスが集まっていました。ここはウミネコの繁殖地に近いため、子育て中のこの時期は親鳥が餌を取りに飛来します。主にオタマジャクシなどを捕まえているようです。
集まっているサギ類の中に綺麗な夏羽のアマサギが3羽いました。
昔は普通種でしたが、最近は激減しています。10羽以上の群れも滅多に見かけなくなってしまいました。他にもコサギ、ゴイサギといった小型のサギ類も数が減少しています…(かわりにアオサギやダイサギといった大型のサギ類が増えています)
近くの別の田んぼにはムナグロの群れ(11羽)がいました。まだ冬羽に近い個体から完全に夏羽になった個体までいたため、違いをよく観察できました。更によく見るとウズラシギ1羽とトウネン2羽も一緒にいました。こちらは夏羽に変わっていました。
数はそれほど多くなかったものの、久しぶりに渡り途中のシギチドリ類を観察出来て良かったです。
2025/5/4 晴れ
観察した鳥
マガモ
カルガモ
ヨシガモ
コガモ
シマアジ
トビ
ミサゴ
コサギ
チュウサギ
ダイサギ
アマサギ
アオサギ
オオバン
ムナグロ
ヒバリシギ
トウネン
エリマキシギ
ウミネコ
セグロカモメ
クロハラアジサシ
キジバト
ツバメ
イワツバメ
ハクセキレイ
ヒバリ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ハシボソガラス

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