Giggyの旅日誌

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日誌 No.82 散文:うちのラスベルが思うには


ラスベル。フルネームはラスベル・ベルケルシュタイン。
エルフ貴族屈指の名家、ベルケルシュタイン家の当主である彼は、腕に乗せたフクロウの重みを感じながら自分に問う。
なぜ、自分はこのようなことをしているのか?
足元にすり寄ってきたリカオンハイエナの背を撫でてやり、フクロウを空へ飛ばしてやる。
私は、なぜこんなことをしているのかねえ――?
疑問を反芻して考えに耽る。自分は名家の貴族ゆえの資産をもってワイン造りに興じていたのではなかったか? それがなぜこのような――。
ラスベルはそこで思考を一瞬閉じた。そして改めて現状を見つめ直し、思考しなおす。
「今の姿の方が、余程貴族らしいのかもしれないねえ……」
ラスベルは師匠に認められるほどのワインを造る研究をするためにキャラバンに乗り込んだ。世界を旅し、様々な知識と経験を得ようという自分の意志だ。それが今、戦闘訓練という名目とはいえ、獰猛なビーストを手なずけて獲物を狩る訓練をしている。
まるで貴族の狩り(遊戯)の姿だ。
「皮肉のようなものだね」
独りごちる。旅に出てまず知ったものが、よもや自分の貴族らしい振舞ともとれるテイマーの才能とは。名家の当主でありながら貴族らしからぬ放蕩ぶりを見せてきたラスベル。しかし、実に貴族の血は自分にも流れていたようだ。
「皮肉かな 旅でまず知る 我が出自」
思わず口にしたハイクリアに、しかし足元のハイエナだけが首をかしげるのだった。
――――――――――


などという妄想劇場を頭の中で繰り広げつつ、ハイエナとフクロウを育てています(
いや、風のアタッカーが欲しいんですよ。育てちゃったから欲しかったなんですけど。
風の強力なアタッカーとしてアドリアスがいるにはいるんですが、勝手に突進して勝手にボコボコにされることが多くて使いづらくてですね。要するにラスベルと相性が悪いw
風のタンクが今ラスベルに頼ってるのでアドリアスみたいに突っ込みが過ぎるキャラは使いづらいんですよね。あのダメージ能力は魅力なんですが。

そして他にもまだ足りないところを適度に手なずけやすいビーストで埋めようと頑張っています。目下のところ土のアタッカー。
マジシャンでもなく、シューターでもなく、アタッカーが欲しいです。土。ちょっといりようでしてね……。

そんなわけで最近段々と動物王国味が増してきています(
ラスベル(テイマー)がんばれw


Giggy

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