かぼちゃの旅日誌

公開

妙な違和感の正体


ヒューマン領南西、マクマミア地方にあるルーヴェン。

ヴァルメルから独立し、ランヴォルト王が統治する城下町です。

石畳の斜面に建てられた赤い屋根瓦の家々と奥に広がる湖がとても美しい景色をつくりだしています。

自由都市ネロとの船の往復便も出ており、ヒューマン領の玄関口としても活気をみせています。

そんなルーヴェンを夜に歩いていると、なんだか妙な違和感に包まれるのです。

キョロキョロと辺りを見渡すと、黒猫が1匹歩いているじゃないですか。

うわぁ不吉だなぁ不吉だなぁなんて思っているとこっちに寄ってきたので触れてみたら、いきなり襲いかかってくるわけです。

もうほんと怖いなー怖いなーなんて思いながら足早にその場を立ち去ったわけですけれども、少し歩くと今度は怪しいおじさんに話しかけられるわけです。

よくみるとこの人、赤牙騎士団の人じゃないですか。

赤牙騎士団といえば、最近では顔はいいけど性格に難ありな子達が幅を利かせているなんて噂も聞きます。

変な人に捕まってしまったなぁ嫌だなー嫌だなーなんて思っていると、

いきなり「おや、王子」なんて冗談を飛ばされたので、

寒いなー寒いなーと思いながらさっさと逃げたわけです。

漸く一息つき、ルーヴェンも物騒なところだなぁなんて思いながら街を見渡してみると、ピーンときた。

妙な違和感の正体。























街の灯りが全然ないのね。



(写真:オフィス街の可能性も捨てきれない真っ暗なルーヴェン)


かぼちゃ

コメント

1

レン

ID: ufaasatqbyyn

稲川調笑わせて頂きましたw
自分も今日体験しました 真っ暗ですよね((( ;゚Д゚)))

2

かぼちゃ

ID: ph5yxknyd46x

>> 1
レンさーん!╰(*´︶`*)╯♡
季節はずれのかぼ川淳二ですヽ(・∀・)
そうなんです、夜のルーヴェンは真っ暗でちょっとこわいんですよね、、、灯りがともればきっと綺麗な景色になるのでぜひ調整してもらいたいです〜♡(๑>◡<๑)