きょうのプリア その21

フリ担当のミャルロさん「えーと　今オキアミ3tいただきました　ありがとうございます」　

オチ担当のラルミミさん「それはいくらあってもいいわね　助かるわ」　

ミャルロ「あのねゾルバちゃんがさ　好きなゲームの名前を忘れちゃったんだってさあ」　

ラルミミ「あら、わたしが推理してあげるわ　どんな特徴？」　

ミャルロ「スマホでもできちゃう本格的なMMOなんだって」　

ラルミミ「それは『CARAVAN STORIES』ね　間違いないわ　広大なフィールドを自由に駆け回るなんてほかではありえないし　クオリティがはんぱではないできよ」　

ミャルロ「うん　だから全部のサーバーが大混雑なんだって」　

ラルミミ「それじゃ『CARAVAN STORIES』ではないわね
　混雑してなくてもアプリケーションが強制終了するし
　混雑してなくてもローディング画面でフリーズするし
　混雑してなくても303エラーが出るし
　他にも何か言っていなかった？」　

ミャルロ「グラフィックがきれいなんだって」　

ラルミミ「それは『CARAVAN STORIES』ね
　どのエリアも絶景スポットだらけだし
　日誌のスクリーンショットも全部美しいし
　プロモーション動画は何度見ても飽きないすばらしい美麗シーンばっかりだわ
　ここの美術スタッフはニン○○ドーに勝つわ」　

ミャルロ「うん　だからそのきれいな場所での対戦コンテンツがすごく人気あるんだって」　

ラルミミ「それじゃ『CARAVAN STORIES』ではないわね
　対人戦は最も人気がないコンテンツだわ
　ペイトゥウィン（お金をより使う者がより有利になるシステム）そのものだし
　必須コンテンツからはずしてほしいという要望が殺到中よ
　他にもっと詳しく教えてくれるかしら？」　

ミャルロ「推しキャラが大好きなんだってー」　

ラルミミ「それは『CARAVAN STORIES』で違いないわ
　ものすごくたくさんのキャラクターがいてそれぞれ個性的で　
　お気に入りのキャラが絶対に見つかるはずだもの
　しかも登場する敵モンスターも仲間にできるし
　この豊富なキャラクターたちは魅力的だわ」　

ミャルロ「うん　お気に入りをさくさく育てるのが楽しいんだってさ」　

ラルミミ「それでは『CARAVAN STORIES』ではないわね
　キャラクターの育成は地獄のロードよ
　ゴールなんて1年じゃ全然見えてこないもの
　1か月レベルが上がらないなんてことも珍しくないわ」　

ミャルロ「人気1位2位をあらそっているツートップのキャラクターの名前が
　ミャルロとラルミミっていうらしいよ」　

ラルミミ「それでは『CARAVAN STORIES』で決定ね　ファイナルアンサーよ」　

ミャルロ「でもゾルバちゃんが『CARAVAN STORIES』ではないって言ってるんだよねえ」　

ラルミミ「それじゃ『CARAVAN STORIES』じゃないじゃない
　もう恥をかかせないで　わたしともあろうものが顔真っ赤よ」　

ミャルロ「ネルルちゃんが言うにはテトリスだろうって」　

ラルミミ「それは絶対ないでしょ　もういいわ」　

ミャルロ・ラルミミ「どうもありがとうございました」　

※ディスっていません
※本当にディスっていません　
※このお話はフィクションであり実際の団体・名称とは関係ありません