fenderの旅日誌

公開

世紀末の詩


愛っていうのはよく耳にするありふれた言葉だ
それが何なのかっていうのは誰にもわからない
もちろんぼくにもわからない

でもそれはきっとあるんだとも思う
神さまとか、幽霊とか、UFOだとか
リアルに考えたらそんなんないやろってなものも
想う心の中にはきっと存在する

多分いろんな形をしているんだと思う
ぼくの愛はほかの人の愛とは違うこともありそうだ
幸せの形っていう言葉があるけど、そんなことかもしれない

ある時はとても穏やかなのに
時が変わればそれは激しくなったりもする
ほとんどの場合は思い通りになってくれなくて
空気を読んでくれない空模様のようだ

そんなふうに、愛という概念は
ぼくにとってとても不確かなものなんだけど
同時にとても大事なことなんだなって思う

愛がすれ違うとすごく落ち込んでしまうから
それは独りよがりで思い込みなのはわかっているけど
やっぱりがっかりして、ふさぎこんでしまう

だっせえなとか、ちっちぇなっていう
戒めの思いもよぎるんだけど、やっぱり落ちてしまうから
なんだよ、愛ってことにこだわってるのかって気づく


そんな時に思い出すこの言葉


ーーー

ハローベイビー
僕はいつも不思議だね
人は見えるものを欲しがるんだ
いずれ自分は消えていくのに

ーーー

「世紀末の詩」は素晴らしいドラマだった、傑作でした
そしてぼくは、キャラバンストーリーズを愛している


fender

コメント