アルトリートの旅日誌

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Switch版はゲームデータダウンロードが不要らしい


https://aiming-inc.com/wp-content/uploads/CSSW_20210312.pdf
先日、Switch版のリリース日の発表がありましたが、そのプレスリリースに気になる一文がありました。


また、本作はクラウドゲームシステムを導入しており、大容量のデータをダウンロードせずとも、安定したネットワーク環境とNintendo Switch™本体があれば、美しいグラフィックスはそのままに、手軽に『キャラバンストーリーズ』をプレイすることが可能です。 


キャラストはどうしても新ビースト新ヒーロー新マップが登場するたびにデータ量が増えてしまうという欠点があり、現在その容量は10Gを超える状態です。
それがSwitch版では、Switch本体にはゲームクライアントだけダウンロードして、ゲームデータは クラウド上のコンピュータに置くことでゲームデータダウンロードがなくなるようです。


クラウドゲーミングを謳うサービスにはnVidia GeForce NowやGoogle Stadia、Amazon Lunaがあります。
プレスリリースにはデータダウンロードが不要という点しか書かれていないんですが、 こういったサービスと同じような仕組みだとすると、クラウド上に置かれたコンピュータでゲームを実行し、ユーザの端末はそのクラウド上のコンピュータに入力情報を送ったり、表示された画面や再生されたサウンドを受け取る処理をするだけでよくなります。
ゲームを実行するのはクラウド上のコンピュータなので、これによってユーザの端末が低スペックでも高スペックのPCで動作させるように快適にプレイができるというものになるわけです。
一方でデメリットもあって、ユーザー端末は常にクラウドと画面表示やサウンドなどのデータを受け取り続ける必要があるので少なくとも動画のストリーミングを見続けるような通信速度と通信量が要求されます。


前述のGeForce Nowでは25Gbps、StadiaとLunaは10Gbpsの通信速度が必要と書いてます。


キャラストのクラウドのプラットフォームはどこを利用するんだろう(さすがに自前では持たないと思う)とかまだよくわからない部分は多いものの、スマートフォン版でもダウンロードするデータ量や端末の処理能力の問題を抱えているので、通信量の問題はあるもののスマートフォン版でもクラウト対応にも期待したいと思います。


というか、GeForce Nowが登場したときに「キャラストがSteamでリリースされればGeForce Nowで動かせるのに」と当時思ってました。


(3/17追記)
どうやらNintendo Switch向けゲームにはもともとクラウドゲームという提供形態があって、これを利用するようでした。


アルトリート

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