katukaの旅日誌

公開

穿き物は煩わしい…


この日誌が初になるのはどこか悲しいような気もしますが、良い思い出なので書き記します。

ゲッシー属の我が長兄けたけと共に冬キャンプに行った時のお話です。

この日の日中は天気に恵まれ、気温もそこそこ高く冬キャン日和だったので、今日のけたけはいつも異常に絶好調な様子でした!

自分は遅れての参加だった為、テントや火起こしはけたけが準備を済ませてくれていました。


既に日も暮れていたので食事準備に取り掛かり、

炭火で肉を焼き、チーズや鶏肉の燻製を仕込む!
この屋外での食事準備はいつも胸の高鳴りを感じます。早く食べたい…

食事もそこそこに、けたけ氏のiPadの充電が切れました。




これから最悪の事態が訪れるとは、この時誰も想像する事はなかった…

けたけ「ヤベー電池切れたっ」

katka「持ち運びのバッテリー持ってきてるから充電できるよ!」

けたけ「サンキュー!…あれっでも充電されないよ」

katka「さっき充電してたから壊れてないはずだけど」

けたけ「これじゃキャラスト開ないよー、キャンプ来た意味ないじゃん!」

けたけ「ちょっと車ここまで持ってくるわ!電圧合わなかっただけかもだしね」

katuka「そもそもここ電波ないような気がするけど、まぁいいか…気をつけてねー!」

…10分後

車からここまでの距離は2〜300m程のため車で戻ってくるのを考えると少し遅い気がした。

katka「トイレ寄ってるのかな、ちゃんと穿いて帰ってくればいいけど…」

…20分後

katka「いやいや、遅すぎるでしょ!様子見に行ってみるか」



森を抜け少し先のところで、とんでもない光景を目の当たりにした…




車「ガーッ、ガーッ、キュルキュル、キュル」

勾配な坂の入り口で、けたけのキャラバンは左前輪がドブにハマっていた。



哲郎「ヤバイよ、ヤバイよ!」


けたけ「上る時角度つけすぎて、やっちまった…」

けたけ「とりあえず押してもらっていい?」

katka「わ、わかった押してみる」

車「キュルキュル、キュ、ガリッ!」

katka「うゎー、これ完全に…」

車を押してもびくともせず、無情にもホイールは空回りするだけだった…


けたけ「ダメだ、今日は諦めよう。明日誰か助けを呼びに行こう」


ポツ、ポツ、ザァーー

けたけの心情を表すが如く、雨が降ってきた…

けたけ「この感じじゃ動けないから今日はもう寝よう」

雨の影響もあり、昼間とは比べ物にならないくらい冷えてきていた。


AM1:00ごろ…

寒さでなかなか寝付けずにいた。
ふと横を見ると寝袋を上にかけて熟睡しているけたけがいた…

katka「  …   もう寝よう」



…翌日

管理人「けたけさーん、起きてますか?」

けたけ「 んぁー、はい…てます」

管理人「坂のとこに車落ちてましたけど、あれけたけさんのですか?」

けたけ「あー、はい昨日荷物運ぼうと思って移動したら、やっちゃいました。」

管理人「あちゃー手伝ってあげるから、やっちゃいましょう」

けたけ「すいません、助かります」


…その後、管理人の剛力により車を持ち上げ、タイヤは地に足をつけることができた。

END


車は無事でしたが、タイヤは無残な状態になっており、タイヤ交換をしたGSの人が仰天していました。

このキャンプで学んだことは、
一、運転には気をつける
二、寝袋は上にかける
三、どんな状況でもけたけは何かを脱ぐ

三、については今回寒い環境だったため、自身ではなく車のおパンツとも言えるタイヤを破きました。


いつかゲルブルズ山麓へキャンプに行きたいです。

以上、楽しいキャンプでした!




katuka

コメント

1

なお壺ω2050

ID: pa5tb3hpvcpv

想像してたより無惨な姿のタイヤ(≧ω≦)
そしてキャンプ楽しそう(*´艸`)
どんな状況でも自分のスタンスを貫くけたけさんと、それに振り回されるかつさんのバランスがよき笑笑

2

ビギナー

®ゆりごん

ID: atcpa2hqm84x

タイヤぼろぼろですね(。^。^。)
でも そういうイレギュラーも
いい思い出になると思います