今回は独自設定を盛り込んだうえでのキャラストのキャラによる創作ショートストーリーとなっております。
それを理解したうえでお読みくだされば幸いです。
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「じゃあ、こちらのおイヌさんのお名前は?」
「わんも」
アロティの問いにガムルは答えた。彼のオークの中でも威圧感を感じる風貌からは想像もつかないような答えである。
「じゃあ、こちらは?」
「めもも、だ」
今度指さされたのはヒツジであり、そしてまた答える名前はかわいらしかった。
「ガムル様はかわいらしいネーミングセンスをお持ちなのですね」
アロティが軽く微笑みながら言う。言われたガムルはしかし、ゆっくりとした動作でポケットから取り出した咥え煙草に火をつけた。
たっぷり吸い込み、吐き出す。一呼吸おいて一言。
「気に入らない、か?」
「そんなことはありませんわ!」
アロティはただふわふわと体を揺らし、口端にかすかな笑みを浮かべたまま否定する。
「ガムル様はわたくしの運命の方、その方のセンスであればすべて受け入れます」
そのうえで、と付け足して続ける。
「個人的にも素敵なネーミングセンスだと思いますわ」
いわれたガムルは照れるでもなく、ただ無言で軽く口端を上げる。
と、キャラバンから緑の塊がひとつ、迷い出るようにふらふらとガムルのもとへ飛んできた。ガムルは緑の塊、旅仲間のビーストであるスピリットを安心させるように撫でてやる。
「まあ、よくなついているのですね」
アロティの言葉の通り、撫でられたスピリットはその場でくるくると嬉しそうにゆるやかな回転をして見せる。
ガムルはそれに応えるように、そっと手のひらを掲げ、スピリットを着地させた。
「ちなみに、そちらのスピリットちゃんのお名前は?」
アロティの三度の問い。そして当然のごとく、ガムルはゆっくりと答えた。
「爆発ラジオ」
「まあ、素敵な名前!」
「なわけあるかーい!」
キャラバンからすっ飛んできたキャナルのポーション入りフラスコは、ものの見事にガムルの脳天を直撃したという。
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すみません、しょうもないショートストーリーでしたw
このマスターズサイトのフォロワーさんのショートストーリーを読んで、もともと字書きの私としても何か書きたかったのですが、特にネタがなかったんですよね!w
というわけで何となく自分のネーミングセンスをキャラストのキャラにかぶせてしゃべらせてみました。
ちなみに爆発ラジオは私のお気に入りです(
※ショートストーリーではアロティがガムルを運命の人と言っていますが、Giggyキャラバンでは転生というネタの解釈をガムル=アベル=ルルということで解釈しているので代表的にガムルというキャラに統一させて完結させた設定になっております。
コメント
1
もぃ
ID: a2ypg5ppsqn8
あ、新しい…!!
こんな日誌の書き方があるなんて…!!
勉強になります!←
主人公ガムルって名前なんですね!
誰だ!?私の知らないヒーローか!?となりましたww
2
もぃ
ID: a2ypg5ppsqn8
>> 1
あ、途中で送ってしもうた><
キャナルたんはアロティじゃなくガムルさんにつっこみを入れたんですねww
爆発ラジオw
3
Giggy
ID: stvtyn7rmzcb
>> 1
意外と知られてないですが主人公の公式デフォルトの名前ってちゃんとあるんですよねw
公式サイトのキャラ紹介に乗ってるんですよ!
4
三銃士のみっきー
ID: vmdyg7qgv98e
主人公なのに振る舞いがラスボス😂
5
禍鬼
ID: a3jeggkpwzkt
見ててニマニマしてしまう笑
やっぱり面白いです!笑
6
Giggy
ID: stvtyn7rmzcb
>> 4
ラスボス好きですもの(
なんかこう、アメリカンというかなんというか、主人公が未熟な感じより熟成されてる方が好きですw
7
Giggy
ID: stvtyn7rmzcb
>> 5
こういうシナリオはニマニマさせたもの勝ちですからw
8
ウンヌン
ID: vd9vzxzbtpqr
素晴らしい文才ッッッ!!
そしてキャナルたんのナイスツッコミ!!
9
にゃんこラジオ局
ID: ya5ze9qu2yie
爆発ラジオ...自分のラジオ局爆発するんですか!?
はわわ避難しなきゃ(笑)
10
Giggy
ID: stvtyn7rmzcb
>> 8
ありがとうございます!w
でもこれはわりと文才というほどでもないんですよ。
私の場合少し職業経験があるのでほとんど経験と技術です。
そして突っ込みは重要!w
11
Giggy
ID: stvtyn7rmzcb
>> 9
そんなテ〇行為みたいなことしませんw
ちょっと自爆するだけですよ!w