なんやかんやもうずいぶん昔の話。

もともとは少女漫画らしいのだけど、いい歳したおやじがそんなのを知るわけもなく、深夜、仕事から帰ってきてふとテレビをつけたらそのアニメが流れてたのです。

長い黒髪のうだつのあがらないその女子は貞子とよばれていた。ふむ、なるほど。
いうてもかわいいやん、そのぐらいの感じ。

コンビニで買ってきた夕飯とも夜食ともいえないようなものをつまみながら、缶ビールの栓をあける自分。だらだらと飲み食いしながらボーっと画面を眺めてた、、はずなのに、あれ？いつのまにか惹きこまれてる。

風早くん、お前なんなの？わかってるの？わざとなの？
爽子、しっかりせーや、えっ！？違う違う、ちゃんとしよ、がんばれーーー！！！

ふりかえると、毎週その時間を楽しみに、つまみと酒を用意して、テレビの前に鎮座。挙げ句の果てにぼろぼろあふれる涙。あほの極みかｗ
いやいや違う、とてもとてもいい作品。すばらしかった。

人と人にはそれぞれの事情があって、お互いを包み込むように、あらがいきれない環境があって、その中で揺れ動く気持ちがあって、、、血が通うことって尊いなあと思ったりしたのでした。

何が言いたいかというと、生まれて初めて勧誘とかをしてみて、まるでこれって何十年か前の恋愛を思い出すなあってこと。

今の自分は、長い時間の中でいろいろなことを経験してきて、断られることに慣れていているから、ふられたとしても多分「そっか、じゃあしゃあない」って思うに違いなく、それはそれで、いささかさみしいことだなあと、ふと思ったのでした。

ねえ自分、ちょっと何言ってるのかわからないｗｗｗ