だんだんイイ男になっていく…！

ようやく落ち着けそうな場所が見つかったので、
久々に日誌を書いてみよう！という元気も戻ってきました。
と言いつつ自分の話となると結構愚痴になりそうなので、
ここはやっぱりSSを残しておいた件の男の話が一番かな？と。

以前にもだんだん好きになってきた、と書いていたボグスですが、
ストーリーが進むにつれてひたすら心配になってきたり、
過去の諸々が出て来るとそれに振り回されている他の面子を尻目に、
ブレることなく我が道を行きながら確実に成長している様子。

最近はむしろストッパー役だったりまとめ役だったり、
危ない時に出て来てくれるとむしろ安心するくらいですｗ
という事でボグスの性格の良さがチラチラ見えるSSをば。

①和ませてるんじゃないんだけどね
至って真面目に話しているのに爆笑させてくれるのはもはや才能なのか。
ミルコスタが復讐に向かう際に、怪しいリザードマンの手引きがあったため、
注意を促している筈がこのセリフ。
近所の誰かがなったことあるんだろうなぁ…でも全然違うだろうその単語…
正直次のメラの台詞を見るまで何のことか分かりませんでしたｗ
ちょくちょくシリアスな場面を弛緩させてくれるボグスのボケはたまりません。

②さり気にお人よしだよね
立場も能力も上の相手にはガンガン突っかかる割に、
弱い相手だとどこまでも甘くなるせいか懐かれてしまうという…
プリア然りメルヒ然り、そしてミャルロも例に漏れず。
次々ビーストを連れて来て欲しいと頼まれて、その後も面倒を見て、
ベッドを占領されアスドラを倒しに行く羽目になるのにむしろ楽しげ。
喜んでくれる誰かが居る方が嬉しいタイプなのかもですね。

③案外大事なセリフだよね
オークストーリーの序盤で出て来るモブから、
「木こりのボグスが勇ましいこった」という微妙な揶揄を含んだ言葉があって、
これに対して「あれ、怒らないんだな？」とちらっと思ったのを覚えています。
そのうちキャラバン内で頻繁に目にするようになったこのSSの台詞。

実はオークにとっては略奪以外の仕事は「くだらない仕事」という価値観だ、
と世界観設定で読んでドキッとしました。
ボグスが斧を大事にしている理由は、それが「武器になった」からではなく、
自分の父親とその仕事への尊敬、あるいは誇りゆえなのだと、
この台詞が語っています。
自分でそこに価値を認めているからこそ怒る必要がなかったのだ、
とずいぶん後になって気づきました。
確実にボグスの株が爆上がりした台詞の一つです。

さてさて。
既に機能的には折り紙付きのボグスですが、
キャラクターとしての魅力も不動のものになって参りました。
これから先どう活躍していってくれるのか楽しみで仕方ありません＾＾