最期は抱きかかえられて私の胸の中で眠りについて、大好きだった自然公園のそばで煙に還って、18年という長い生涯を終えた彼は、仲間が大勢いる森の中で目覚めた。
痛みも苦しみもない世界。柔らかい光がさしこむ、静かな森。
たくさんの仲間と語らい、彼は知った。この森は新しい冒険の旅の、ほんの入り口なのだという。
好奇心旺盛だった彼は、それを聞いて駆け出した。
足がちゃんと曲がる、かつてのように、元気いっぱいに走れるようになっていることに喜びを感じた。
ひとりじゃ迷うからと、この森にきてから一番のなかよしだった仲間が先導役をかってでた。
彼は駆けていく──
新しい世界を、見たこともない景色を、光のなかを・・・
彼は駆けていく──
いろんなものに出会って、いろんなものを見つけて・・・
そうして長い旅路の果てに、彼は美しい自然に満ち溢れた、とても素敵な島に導かれた。
いろんな遊び場が詰まっていて、開放感があって、他のいろんな動物たちもいて、これからずっとずっと、楽しめそうな島だった。
花が一面に咲き乱れている丘にたどりつき、彼は思い出した。
この花畑は、大好きだったあの場所と似ている感じがする──
花にうずもれて、彼は笑っている──
あたたかな光のもとで、彼は幸せに過ごしている──
* * *
おとといは、だいすきなわんこちゃんの命日でした。
わたしがまだ小さいころから、ずっといっしょに育って暮らしてきた、長生きわんこちゃんでした。
2回目の命日ですが、たまたま休日でしたので、ゆったりとお供えのごちそうを作ることができ、リビングにちょっとうつってもらって、お花を飾って一日いっしょにすごしていました。
夜になって、落ち着いたのでキャラストをプレイしましたが、わんこちゃんになって、わんこちゃんといっしょにゲームの世界をかけまわるだけにしておきました(^^)
そして、今日はメンテ明けの「ゆり祭り」開催スタート日。
お仕事から帰ってみたら、お花がきれいに咲いていました。
家事をおえてからキャラストを立ち上げて、わんこちゃんの大好きだったお花畑と似たようなところで、一緒にあそぶことができて、とってもすてきでした。

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