それは小さな、しかし平和な国でした
聡明で穏やかな国王の元、皆が幸せに暮らしておりました
ただその国の王子は、言葉を発することがありませんでした
やがて王は年老いて、目も体も不自由となりました
そして王が患ったことを知り、隣国の王子がやってきました
「これからは私がこの国の王である、不満のあるものは決闘で答えよう」
皆が押し黙る中、王子が初めて言葉を発しました、決闘に応じると
「父上が、皆が黙ってしまった今こそ、私が話をしなければなりません」
国王は王子に一振りの剣を与えました
その恐るべき切れ味のため、地中深く封印した剣を
錆に覆われ装飾も剥がれ落ちながら、力強く輝きを放つ剣を
その剣の名は
聡明で穏やかな国王の元、皆が幸せに暮らしておりました
ただその国の王子は、言葉を発することがありませんでした
やがて王は年老いて、目も体も不自由となりました
そして王が患ったことを知り、隣国の王子がやってきました
「これからは私がこの国の王である、不満のあるものは決闘で答えよう」
皆が押し黙る中、王子が初めて言葉を発しました、決闘に応じると
「父上が、皆が黙ってしまった今こそ、私が話をしなければなりません」
国王は王子に一振りの剣を与えました
その恐るべき切れ味のため、地中深く封印した剣を
錆に覆われ装飾も剥がれ落ちながら、力強く輝きを放つ剣を
その剣の名は
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