トト@いざさらばの旅日誌

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灼熱の阿Q


 

もはや,温泉好き

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ありとても逢はぬためしのなとりがわ
      くちだにはてね瀬々の埋もれ木 寂蓮
 

仙台はその昔住んでいたことがあり色々思い出の場所があるのですが,秋保には足を運んだことがありませんでした。
近すぎる観光地にはなかなか行かないというよりは,なんとなく異空間のような近寄りがたい雰囲気があったと,そんなぼんやりとした記憶があります。


ですが,ものは機会と温泉コラボ地三箇所目。今回も行ってきました日帰り温泉お一人様,秋保の里。


まぁ,感想は一言でいうなら,暑い。暑すぎました…
北海道では38度だの39度だの記録的気温を叩きだしていたようですが,そこまでいかずとも仙台も漏れずに猛暑。
朝9時10分仙台駅に降り立った時点でもう暑い。日陰でバスを待つだけで暑い。


ちなみにバスは1時間に一本ですが,始発が仙台駅と長町駅に分かれているので注意が必要です。仙台駅なら西口8番乗り場。
「秋保・里センター」までは小一時間,840円也。


着いたら早速観光案内所で,カードを貰います。
受付のおば様はとても親切。爪の垢を湯河原に(以下略
ここで無料で自転車が借りられるとのことでしたので,乗っていざGPS巡り…と思ったのですが,もう既にとんでもない日差しと気温。
おまけに友人に聞いて日帰り温泉をと目星を付けていた「緑水亭」は丘の上。
おば様と世間話をしつつ事情を話していると,電話をすれば無料で迎えに来てくれますよとのこと。
日帰りでしかも一人,予約も何にもしてないのに? なんと良いサービス。早速電話をして迎えに来て貰いました。苦しゅうないぞ。


ライトバンに揺られ,ちょっとした坂道(まぁ自転車じゃ無理な傾斜でした)を登りつつ緑水亭へ。
日帰りの湯は1200円(タオル,バスタオル付)。
ちょっと高めですが,門構えを見ればまぁ納得します。
だだっ広い玄関に荘厳な作りのドデカいホテル。
そうか秋保はこういうイメージだったなと異空間の雰囲気を思い出しつつ湯へ。少し塩っぱめの赤褐色。
内風呂も露天風呂の造りもとても豪華です。もうそれはもう豪華です。
小一時間ほどゆっくり浸かり,帰りも秋保の里まで送ってもらいます。帰りの運転手さんは少し不服げ。あぁそりゃそうですよね。申し訳ない。


その後,徒歩で覗き橋へ。そして,GPSは関係ないのですが磊々峡の遊歩道を散策します。
もう何となく渋ってるのがわかると思いますが,秋保はどこよりも車で来ることが前提で作られているらしく,いくら自転車が無料とはいえ,ちょっと廻るのには躊躇します。
磊々峡は見事だし,結局この辺だけで済ますならここだけ見てれば十分な気がしました。


それでも,せっかく来たのだからと,オサレ飯をいただきにアキウ舎へチャリを走らせ,その後,ワイナリー,佐勘と廻ってギブアップ。 汗だくだ。


春か秋に来るべき。車で。 
仙台駅まで戻り,想い出深き榴岡公園へ寄ってから帰途へ。


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これで温泉地は三箇所。2倍を付けて回るだけで金塊,経験値はそこそこ貰えそうです。 
浴衣は一番着こなしているリッタリアさんでしょうかね。
ガチャの関係で武器とアニマが揃い,リザードマンを待つよりはリッタリアさんを進化させて水属性を強化させるべきか悩みどころです。

 




トト@いざさらば

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