きゅうすけの旅日誌

公開

エメット姫、吹雪の大雪原に立つ


エメット : きゅうすけ、フブキ討伐にいきますよ。
きゅうすけ: 姫様、藪から棒になんですか。
エメット : いいから!とにかくフブキを倒さなくてはいけないのよ。
きゅうすけ: ・・・御意のままに。
エメット : 編成はどうしましょうか。ソフィア、スラヴェイア、ロロミュ、
      ルーファス、あたりが今の手持ちかしら。
きゅうすけ: 姫様、地属性火力がおりませぬ。
エメット : あら、そうですわね。では、あなたがおやりなさい。
きゅうすけ: へっ?
エメット : あなた、ドワーフの男の子がかわいくて最初に選んでここに転生して
      きたのでしょ。玉をもった男の子だから『球助』って名前、安直すぎ
      だわ。とにかく、地属性の遠距離火力でしょ、しっかりなさい。
きゅうすけ: (なにー?俺地属性だったのか、一か月も気づかなかった・・・)
      姫様、恐れながらきゅうすけめは☆2つで装備もままならず
エメット : まったく、今までなにをやっていたのかしら?しかたないわね。
      他に水が得意なのは・・・いませんね、エミリーはどうだったかしら?
きゅうすけ: 未だ、アニ間の中で眠っております。
エメット : なにそのアニメ見ながら寝落ちしたみたいな状況は・・・。
きゅうすけ: 姫様は一発具現化されましたからなぁ。
エメット : では、レオミュールを呼びなさい。そろそろ鍛錬も終わる頃でしょう。      地属性がいなくてもなんとかするわ。
きゅうすけ: 御意。


3時間前。
ロン   : 今日は飯がうまいなぁ。フブキも大したことなかったし。
      まあ、俺たちにかかればイオティすら楽勝だがな。なあ、ハッちゃん。
ラルフ  : ハッちゃんいうな。しかし、姫様が参加されなくて助かりました。
      タンクからすれば、はた迷惑なだけですからね。
ロン   : 俺は気にせんが、そんなにひどいのか?それはそれでおもしろそうだ。
ラルフ  : いや、私もうわさでしか聞いていないのですが、魅了しまくるらしい
      ですよ。
ロン   : なるほどタンクどもは慌てふためくな。俺も魅了されてみてぇ。
ラルフ  : しかし、どうしたものですかね・・・。


影から、会話を聞いていた姫様、
エメット : そんなウワサになっていたなんて、どうしましょう、そうだわ。


そして現在、
エメット : きゅうすけ、皆をよびなさい。
きゅうすけ: イエスマム! 来いっ!スケーーーイス!!

ソフィア : シュタッ! むん?問おう。あなたがわたしのマスターか?
ロロミュ : わたしの歌を聴けぇ~
ルーファス: またつまらぬものを切ってしまった・・・
きゅうすけ:(おまえら、何見てきたの?)

エメット : 皆さん、本日集まっていただいたのは他でもありません。わたくし
      一大決心したのですわ。これよりフブキ討伐に向かいます。
一同   : なんですと!?
ソフィア : 御意。(ま、まずい。まずいぞ、乱戦必死。生きて帰れるのか?・・・)
エメット : ソフィア、これをあなたに授けます。
ソフィア : 姫様、これは!?
エメット : エクスカリ・・ではなく、聖剣ミストラルと聖盾ヴォルティスよ。
      あなたに授けましょう。
ソフィア : ありがたき幸せ!早速装着いたします。
        シャキーーーン
      おお!力がミナぎる!
エメット : ついでに進化してきなさいな。
ソフィア : (がーん、奪還してこいと?姫様無茶ぶり; もらわなければ
       よかった・・・)
       御意。

しばらくして・・・
ソフィア : 姫様、ただいま戻りました。遅くなり申し開きもありません。
エメット : おかえりなさい。1か月ぶりですね。まあ、いいわ。すでにエミリーも
       目覚めました。これよりフブキ討伐に向かいます!
一同   : イエスマム!


ゲルブルズ山麓にて、
きゅうすけ : (さぶー。キャラバンにコタツ実装しよ・・・)
エメット  : わぁ、一面まっしろで、きれいですわね~。
       あ、きゅうすけ、あれはユキヒョウじゃないかしら。
           ボコッ!
        <ユキヒョウが仲間になった。>
ユキヒョウ : にゃぁ?
エメット  : ヨーシヨシヨシ。かわいいわねぇ。
ルーファス : 姫様、フブキヒョウ発見いたしました。
きゅうすけ : (さっきから目の前をうろついているのだが・・・)
エメット  : あら。大きいですわね。皆の者、まいりますわよ!
一同    : 御意!


フブキ討伐スタート!
エメット  : ソフィア!上にひっぱりなさい!
ソフィア  : 御意!ぬんん、こっちだ、フブキ!(挑発発動)
きゅうすけ : (あいかわらず、足遅いなぁ、ソフィア・・・)
ソフィア  : くっ、ユキヒョウどもめ、かわいいけど痛いぞ。しかぁし、ダメ減
       54をなめるなぁ!
きゅうすけ : (ごめん、コロシアムサボってまだ47だよ、ソフィア。すまん
        なぁ。)
エメット  : ソフィア、ふんばりなさい。私も加勢するわよ。
ソフィア  : おお!?痛みが消えた・・・姫様、ありがとうございます!
エメット  : ロロミュ、歌いなさい!火力陣一斉攻撃よ!
ミンミ   : ぜんぶ燃やそ^^ エクスプロー・・・間違えた、炎熱の使者よ!
        我が呼びかけに答えよ!燃やしちゃえ~~w
ルーファス : 斬鉄・・・烈風!
エミリー  : (ホーリーナイト!!)
きゅうすけ : げ、エミリーそれ違!まみさんのクリスマスじゃないぞ!
エミリー  : (ホーリーランス!)
きゅうすけ : (あれ?まてよ?エミリー、ルーファス、ミンミ、ロロミュ、ソフィアと
         姫様・・・まずい・・・)
        姫様!一時撤退を!
エメット  : ん?きゅうすけ?どうしたの?
きゅうすけ : とにかく、お急ぎください!
エメット  : しかたないわね。皆の者、撤退します!
一同    : 御意。


撤退後、
エメット : きゅうすけ、説明してもらうわよ。いい感じだったのに、なぜ?
きゅうすけ: 誠に申し訳ありません、回復入れ忘れました^^;
一同   : !!
エメット : ・・・また、なの?懲りないわねぇ。
きゅうすけ: 先ほどまで、台湾イベントで火力主体の構成でしたので・・・
       申し訳ございません。
エメット : まあ、いいわ。フィロメナ、入りなさい。
フィロメナ: はい、姫様。
エメット : 気を取り直して、攻略するわよ~
ソフィア : 姫様、その前に少し。
マイラ  : ソフィアちゃん、さっき痛みが消えたことが不思議なのね?
ソフィア : マイラ?いつの間に。うむ、そうだ。姫様が加勢されてから、すーっと
       痛みが引いたのだ。
マイラ  : それじゃ、この中で一番かわいい女性はだぁれ?
きゅうすけ: かわいい・・・?美しいなら姫様だが、ミンミかロロミュ?
マイラ  : じゃあ、ミンミちゃん、なぜソフィアちゃんの痛みが引いたの
      でしょう?
ミンミ  : え、わたしですか?んー、なぜでしょう・・・姫様が魅力的だから
      ユキヒョウがナツいたとか?
マイラ  : そおねぇ、それもあるかもしれないけど、ちょっと違うかなぁ。
きゅうすけ: そういえば、さっきユキヒョウをあっさりテイムしてたな・・・。
ルーファス: 姫様は魅了使いだ。あいまいな理由を挙げるな。
きゅうすけ: でも魅了効いてなかったような・・・
マルバス : 女性はだれでも魅力的さぁ。
マイラ  : ボーっと生きてんじゃねえよぉ!
一同   : ヒィッ
マイラ  : 答えは、「姫様にしびれちゃったからぁ」
ガルス  : マイラちゃん、5才なのによく知っとるのぉ。ふぉふぉふぉ。
マイラ  : 失礼ね。わたしは大人だ。
ガルス  : まあ、こういうことじゃ。フブキにはASの魅了は効かなかったが、
      NSの麻痺が有効だったのじゃ。だからフブキたちは一時的にしびれて
      攻撃できなくなり、ソフィアちゃんの痛みが引いたように感じたの
      じゃのぉ。
      さて、わしはまだ修行の身じゃて、そろそろ行くかのぉ。


フブキ討伐再スタート、
エメット : その調子ですわ、皆の者、がんばりなさい!
きゅうすけ: うーむ、まだ火力がたりないかぁ。回復いれちゃったから、さらに
      火力なくなったし。ガルじい帰っちゃったしなぁ。
謎のストマ: きゅうすけ、苦戦してるようね。
きゅうすけ: あれ?いつの間に。
ソフィア : 問おう。あなたが私のマスターか?
謎のストマ: あら、ソフィア。私は別のソフィアのマスターよ。
ソフィア : わたしが2人いるだと???
きゅうすけ: ソフィア、ちょっとだまって。ていうか、フブキに集中しろw
謎のストマ: きゅうすけ、乱入してあげるわね。
きゅうすけ: あざーっす


そして、あっさりフブキ討伐完了、
エメット : 皆の者、ご苦労様でした。これで私のへんなうわさもなくなるわ。
一同   : え?
謎のストマ: エメッち、いい仕事するわね。ここまでやれるとは思わなかったわ。
エメット : あなたは?
きゅうすけ: この方は、私の師匠様でございます。姫様。
エメット : いつもきゅうすけがお世話になっております。
      乱入いただき、ありがとうございました。
謎のストマ: 面白いものをみせてもらったわ。じゃ、私は行くわね。
きゅうすけ: あざーっす

エメット : さてフブキは攻略しましたし、次はイオティ攻略ですわよ。
きゅうすけ: ちょ! 急ぎすぎです、姫様。それにイエ島実装されますし。
エメット : イエ島ですか、いいところですわよね。
きゅうすけ: はい、待ち遠しいです。(特に水着とか、水着とか)
エメット : では、イエ島へバカンスとしゃれこみましょう。
一同   : うぉーー!


「エメット姫、吹雪の大雪原に立つ」 完。




脚注: ストマとは、「ストームマスター」の略である。イオティのストームを完璧に
封じ込めたため、ギルド内でこの称号がついた。なお、スタンマスター、略してスタマは別に存在し、イオティ攻略はスタマが先行した。
 ちなみに、きゅうすけは台湾イベントの王龍での活躍が認められ、ツボマスター、
略して「タンツボ」の称号を有する。なんでじゃぁ。ぺっ


きゅうすけ

コメント

1

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saya★༄ω

ID: xbvnq4sje29m

思わず、じっくり全部面白くて読んじゃいました(*^▽^*)
次回作楽しみにしてます!笑

2

きゅうすけ

ID: 8ty5cp9tqstx

>> 1
ありがとうございます^^ 妄想が膨らんでしまって、旅日誌を利用させていただきました。パクリばかりですいません。

3

1000いいね達成

Titania

ID: 87g8q4f3em4g

どうも、謎のストマです♪σ(^^;)

『きゅうすけ(球助)』の由来w

4

きゅうすけ

ID: 8ty5cp9tqstx

>> 3
ストマ~ いつもありがと~。勝手に登場してもらってすまぬw