【梅雨イベント　３０回繰返し戦闘クエスト「ジヌシシ」】

ジヌシシ：村長……私、結婚しようと思います。
村長　　：どうした、唐突に。
ジヌシシ：ハナハナたちを見てるうちに、結婚っていいなぁって思いまして。
村長　　：結婚は相手がおらんとできんぞ。
ジヌシシ：そのくらいわかっております。マルポポのババーラという娘なんですが。
村長　　：都会っ子じゃないか。
ジヌシシ：ええ、マルポポに行くといつも毛づくろいやマッサージなんかしてくれましてな。
村長　　：…そりゃ仕事じゃからな…

村長　　：…で、プロポーズはしたのか。
ジヌシシ：しました。
村長　　：おぉ！で、返事は？
ジヌシシ：田舎はビーストが怖いから嫌だと。
村長　　：思いっきり断られてるじゃないか。
ジヌシシ：いやいや、ビーストが怖いなんてめんこいじゃないですか。
村長　　：そりゃ、毎回オプションのマッサージまで注文してくれるお得意様に面と向かって嫌とは言えんじゃろ。
ジヌシシ：いえいえ！ビーストがいなくなれば嫁いでくれるに違いありません！

村長　　：そんなに惚れてるんなら、お主がマルポポに行ったらどうだ。
ジヌシシ：私は地主ですよ。村長は私がマルポポに行ってもいいと？
村長　　：いんや、困る。
ジヌシシ：なら、ビーストを退治するしかないでしょう。
村長　　：そりゃ、今は干ばつに加えてビーストの被害も甚大で、何とかしたいが…
ジヌシシ：ビースト退治をキャラバンに依頼しましょう。
村長　　：そりゃ、金がかかるんじゃないか？
ジヌシシ：心配ご無用。私が自腹で報酬を出します。

村長　　：本気なんだな。
ジヌシシ：もちろん本気です。幸せのためなら安いものです。
村長　　：ならキャラバンには結婚のことは話さない方がいい。彼らは人情に厚いが「リア充は死ね」って輩も多いらしいからな。
ジヌシシ：分かりました。村長…感謝します。
村長　　：（キャラバンなんかに知れたらババーラにまで話が伝わって、ややこしいことになりそうじゃからな）

こうして、ジヌシシは繰り返し30回討伐をキャラバンに依頼するのであった…

ジヌシシ：ところで、キャラバンへの報酬を村の予算から出せたりしませんか？
村長　　：明日は雨降るといいなぁ
ジヌシシ：聞けよ

こころベーカリー