やちょーは北海道在住です。
漁師町にある、牧場で働いております。
当牧場は、牛と豚を飼って飼育しています。

牛は繁殖。仔を産ませて、仔を売ってます。
豚も繁殖。仔を産ませて、肥育し、バラして売ってます。

6次産業に片足突っ込んでいる感じの業務体系といいますか。
バラした豚は当牧場が運営する店舗で、もしくは町内の外食産業へ卸す感じに…。

で、豚の話。

豚の餌ですが、肥育用の高カロリーな粉物の餌と、カサ増しに残飯を食わせるわけでして。
当牧場の従業員の家から排出される生ゴミ・残飯が、毎日目にはいるわけです。

あの人の昨日の夕食が丸わかりなわけですな。

あの人の家（の残飯）も蟹、あの人の家（の残飯）も蟹、とくれば、やちょーのところも蟹になるわけですな。


相変わらずの前置きの長さ。
ここまでが本題前の準備。


前回同様、上司から、蟹いっぱいあるから食べてよ！と電話をいただき、上司の家へ。
そこにあったのは、バケツに蠢く毛ガニども！！
ガチきもい！
脚がいっぱいある蜘蛛とか大嫌いなのに、脚がいっぱいある蟹が蠢いてるんです。

でもまあ美味しいから許す。

前回頂いた蟹は、毛蟹に劣る花咲ガニ（ボイル済み）。
今回おすそ分けで頂いたのは、北海道の冬の味覚、堂々たる王者な毛蟹。ただし活き蟹。このバケツにいる蟹だけで2万コースな感じ。

ギャーギャー言いながら裏返して塩振って鍋に投入。蒸して今から実食。

九州に居たら活きガニなんぞにお目にかかれる機会はない。

黙して食す！！いただきます！！