四季(前科8犯)の旅日誌

公開

侵略国家。


イアルの世界は、侵略の歴史である。

イアルには多種多様な種族が存在する。

種族の理念、信念の違いにより、

種族間同士の争いは絶えなかった。

領土を拡大するため、侵略を続ける。


大規模な戦争が起き、

本能のまま戦い、

大地は血塗られ、乾く暇もない。

乾かぬ大地を新たな君主が支配する。

人々は疲れ果てた。

平和を求め、

安寧を求め、

行く先を模索する。

「ノーファスライルの環」

この環が皆を幸せにすることができるのか。


今、この「ノーファスライルの環」は別の意味を持つようになってきた。

「エニグマ」の登場によるものである。

「エニグマ」は、種族ではなく、イアルそのものを破壊する可能性がある。

争っていた種族は、

今こそ「ノーファスライルの環」により、

団結しなければならない。

イアルを救うために。

魔獣の侵略を阻止しなければならないのだ。



では、「ノーファスライルの環」により、イアルの地から戦争はなくなるのか。

いや、なくならない。

戦争は、種族間同士だけで起こるものではない。

各種族とも一枚岩ではないのだ。

派閥、国家。

どの種族の中にも反乱分子が存在するのである。

反乱分子。

反乱分子は、本当に悪なのか。

反乱分子は何を望む。

侵略を望むのか、

それとも、

正義を望むのか。

それは、

イアルの物語を読んだ者だけがわかるのである。



さて、

種族も国家も、敵の侵略に怯え抗うなか、

この国家も敵の侵略に怯えていた。



独立国家「ゼンカハッパリア」

特殊な国教により治められている国家である。

毎年、夏のこの時期になると、

国王はある侵略者に頭を悩ませていた。

その恐ろしい侵略者は、

背後から静かに、

そして確実に、

領土を増やしていくのである。

その侵略者の名は、





草木。





「くさき」である。


国の裏側は、草木生い茂る他国の領土である。

その国家を、ここでは仮に「ナカムラサンチ」、

草木生い茂る領土を「ナカムラサンノトチ」と呼ぶことにする。


ナカムラサンノトチは、

ゼンカハッパリア4つ分の広さがあり、

草であり、森である。

正確には、

ナカムラサンノトチはナカムラサンチが支配している領土であり、

そこにナカムラサンチ国王および国民はいない。

ナカムラサンチ国王は別の土地である「ナカムラサンチ本土」にいる。

「ナカムラサンチ本土」と「ナカムラサンノトチ」はかなり離れているため、

ナカムラサンチ国王は「ナカムラサンノトチ」にほとんど来ない。

そのため、

草であり、森である。

その、

草であり、森であり、竹である領土から、

気づかぬうちに、

草木が、

わが領土に侵入してきているのである。


しかも竹もすごく立派である。

太いのである。


都市国家シミュレータ「トビダセドウブツノモリ」でシミュレーションした結果、

竹はそのままにするととんでもないことになると分かったため、

これは早急になんとかしなければならないと国王は動いた。


正確には、

この国の神様が、

「草とか木すごいからどうにかしないといけないかも」

と言っていたため、

国王は、

「はい」

といって動いた。


早急に「ナカムラサンチ」国王に連絡し、

高齢の国王に代わり、裏の領土の草木を切ってよいという許可を得た。

こちらに侵入してきているとはいえ、

それは他国の領土からきている。

それを勝手にどうこうすうとやばいと、

六法全書「行列のできる法律相談所」に書いてあったため、

ちゃんと許可を得た。

むしろ、

「助かります」と言われた。


準備万端とばかりに、

のこぎりを片手に侵入し、

すぐ引き返した。


思いのほか、木と竹が立派だったのである。

これはさすがにボグスに頼まないとまずいかとも思ったが、

そこはさすがの国王である。

「あいふぉーんえいとぷらす」で「ぐーぐる」を開き、調べた。


そして、4日後、

家に最強の武器が届いた。



「チェー・ンソー」


いまやなんでもレンタルできる時代なのである。

やっと裏の領土を攻略できる。


「チェー・ンソー」を巧みに操り、

次々と木を切り、

竹を切る。

侵略していた草も、

ハサミでチョキチョキする。


こうして無事戦いは終わった。

2日間かかったこの戦いは、

わが国家の勝利で幕を閉じたのである。


戦いにて、侵略者であった草木を領土から追い出し、

物干し竿が壊れていたので竹を少しもらった。


ここまでつらつら書いて長くなったが、

本題は実はここからなのである。


この戦いで得たものは大きいが、

もちろん代償もあった。


戦いの日は、とても暑い日であった。

なので戦いが終わった時、国王はフラフラであった。

軽い熱中症である。


「チェー・ンソー」を片付け、

クーラーの効いた部屋に入る。

そして、汗でびっしょりぬれたTシャツを脱いだ。

その時である。


床に、黒い塊がぽろっと落ちたのである。




なんだ?

へその緒まだとれてなかった?


と、

よくよく見てみると、

ヒルである。

ヤマビルである。


あ、やられたなと思い、

自分の体をチェックする。

Tシャツの下に、

「えありずむ」なる羽衣を着ていたが、

腹部が真っ赤である。

やられた。

ぬかった。

血を吸われたのである。


とりあえず、

床のヒルをXXXXXXXXXXXXし、

傷口を消毒し、絆創膏をはる。

熱中症で頭はフラフラで、

腹部は血で染まっている。


そして、

国王は、



片付けた「チェー・ンソー」を組み立てなおし、

いろいろ準備をして、

国民であるムスッメゼンカに命令した。



「写真撮って」



ムスッメゼンカの「あいふぉーんえすいーつー」で

写真を撮ってもらい、

送ってもらった。



こうして、

「チェー・ンソー」を片手に、

出血し血で染まった腹部を手で抑え、

顔を「ぴかちゅう」のお面で覆い、

足を引きずるようにカメラに近づいている、

という写真が撮れた。

題名は、

「ぴかちゅう・ちぇーんそー」である。



数週間たった今、

写真を見返して、

なんでふらふらだったのに、

わざわざチェーンソー組み立てなおしてまで、

こんな写真とったんだろうと、

真剣に悩む国王であった。

おわり。


四季(前科8犯)

コメント

1

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ID: ex79dvc2uhsz

腹部出血ピカチュウのお写真が有りませんが?

2

1000いいね達成

かにみそたん

ID: ijrxgwhdcfv3

ここにも侵略者がいたでゲソ。。。

3

イアルの冒険者

ID: m8uvqm2sbaa6

「チェー・ンソー」なんですね( ´艸`)
てっきりお写真あるかと期待したんですがw
見せて下さーーーい!!

4

シュナイダー.P

ID: d5wtqiwe4bav

イアルで出てきたのボグスだけww

ヒルで良かったね、くろぺーだったら、出血じゃなくてラメになるところだったよ( ̄ー ̄)ニヤリ

5

minoa

ID: pwf4tpsbiv6h

……これぞサイレント・ヒル(昼)ですな(´-ω-)ウム
私はコッペパンをまたローソンに買いに行く準備を始めた所です一応報告w
あれ癖になる美味しさだよ

6

らい。

ID: vjx4dwgnsn4k

お、お写真を拝見したい所存でございますぅ!

7

老舗人

オルガ

ID: iad65ypbxyak

四季さぁ〜ん!
写真載せ忘れてますよ?

要するにこの話、クロフネさんから刺客送り込まれたって理解で合ってますか?

しかし、クラゲといいヒルといい、そういう感じのにモテモテですね(●´ω`●)

8

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 1
綾さん
結構グロかったので割愛させていただきましたm(__)m

9

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 2
かにたん
スプラトゥーン3よりもアクトレイザー買おうか迷ってる。

10

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 3
詩さん
ちょっとぴかちゅうバレしちゃうので載せるのやめときました(*ノωノ)

11

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 4
腹がラメってたらインスタインストールしてアップしてばずってたわ。

12

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 5
何ウマいこといってるのよw
コッペパンの恨みはでかいぞ。。。。
明日こそ絶対買ってやるんだから。

13

四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 6
らいさん
ちょっとまだMatt化できてないのでそのうち上げときますね!

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四季(前科8犯)

ID: fkdfpjcdrzxt

>> 7
オルガさん
そうそう。あれはくろふねだと思うんだよね。
ヒルドンだったもん。
ヒルだけじゃなく蚊にも刺されまくってたよ。。。