リオニスの旅日誌

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ネルルについて


今回のイベ衣装キャラでもあり、今週のループステップアップにもいるかわいい深竜さんについて紹介しちゃおうの日誌です。

最初に言っておく。
ネルルは、かーなーり、使いにくい!


ネルルのスキルは、かなりクセが強いです。

NSで足の将棋の駒を1体召喚
ASで足と令の将棋の駒を1体ずつ召喚

つまり、本人はバフもデバフもダメージ能力も、何ひとつ持っていません。

戦うのは足、令の二種類の将棋の駒です。
さて、ではそれぞれどんな駒かというと。

足の駒は、ASで防御バフを撒きつつ、NSで敵に近接攻撃を仕掛けるマジックナイトです。
ASは物理防御、魔法防御両方のバフが撒けるのですが効果時間が一瞬で、ムラが大きいです。
しかしまだ、ASは頼りない、というレベルであり、役に立たない訳ではありません。
問題はNSで、ノックバックの効果がついている為、足は敵をどこに運ぶかわからない、という危険な駒になっています。ご丁寧に相手に強靭が掛かっていても解除して運びます。
また、この駒、移動が2.6とすこぶる速い事が災いして、四六時中敵の背後を取ります。故に、危険な範囲攻撃を持つ敵を後衛ど真ん中やキャラバンまで連れてきてパーティーを崩壊させる事故が多発します。通常のクエストなどでは、攻撃しなくていいから、バフだけ撒いてくれ、と言いたくなる駒、それが足です。

一方、令の駒は、というと、こちらはスキルを一つしか持たないデバッファーです。その唯一のスキルというのが、自分を中心に半径3mの範囲の敵の強靭を解除し、10秒間沈黙・鈍足を付与するもので、割と強力だったりします。駒としては、本来、こちらの方が頼りになります。しかし、沈黙をつけるなら制御の効かない召喚された駒より、自分でASを制御できるヒーローを使用した方が安定します。

という訳で、どちらかというと令の駒の方が頼りになるネルルですが、ここでさらにひとつ落とし穴があります。
それは、駒は合計3体まで出せる、ということです。
つまりNSでもASでも出る足の駒が三体溜まると、令の駒が出ないという事です。令の駒は散発的にしか出ないと思って差し支えありません。そして足の駒は多ければ多いほど、前述の事故が起こりやすくなるのです。

さて、ネルルダメじゃん、と思ったあなた。
ネルルははっきり言って使いやすいとは言い難いですし、強いともいいがたいです。汎用性も低いです。バフも欲しいのはそれじゃない感が漂います。

しかし、ネルルには、いくつかのならではのメリットがあります。

①本人は動かない
②本人には駒を出す以外なんの能力もない

この二点の特徴のおかげで、「敵から遠く離れた隅っこに居ても何の問題もない」というサバイバビリティー溢れた稀有なヒーローだったりします。
おかげで中距離広範囲高威力の攻撃をしてくる相手に滅法強かったりします。相手が動かないなら尚更です。ストーリーのボスの何割かや、エニグマの砲台などがそれに相当します。
また、下手に知力ルーンをつけすぎると空召喚を繰り返してしまい、いざという時に逆に頼りにならなくなる、という変わった側面があるので、ダメージ減少ルーンに覚醒値を回す余裕がある、という特徴もあります。
そのため、意外なことに、あとちょとで倒せたのに、の、そのあとちょっと、を単騎で粘れることも多いです。

とはいえ、何度もいいますが、汎用性はすこぶる低いです。こんなことなら石使わなきゃよかった、とならないよう、くれぐれもご注意を…。

P.S. アリーナでは、はっちゃけたように相手のヒーローのスキル発動を邪魔しながらフィールドの隅っこまで押していくことも多く、挑発や魅了の範囲外に逃しやすいなど、使い様によっては、けっこう強編成に対して強くでられたりします。





リオニス

コメント

1

エメラダ

ID: i3zh5uk6pt2t

ネルル愛溢れる解説ありがとうございますっ!!
ちょうどアニマから本体を錬成したところだったので「どう使えるかな?」と考えながら読みふけってしまいました。

結論…SSを撮ったりして愛でます(*'▽')ノ

2

イアルの冒険者

リオニス

ID: rpcg7bd7u9wz

>> 1
使いにくさはミャルロ以上ですが、ミャルロ同様ある程度のクラスまでなら、デュエコロでかなり使えるヒーローでもあります。ただ、召喚ビーストは育ちきったヒーローと比べると明らかに弱いので、ハイクラスでは使い勝手は落ちるという話なので、確かに愛でるのが正解かもしれません笑

3

老舗人

キーダイ

ID: nwu2wdcnw688

研究嬉しいです。

4

イアルの冒険者

リオニス

ID: rpcg7bd7u9wz

>> 3
ありがとうございます。
ちなみにミャルロより優れている点として、本人がバフを持っていない関係で、通常戦闘でも自分が召喚したビーストを追いかけないので(ミャルロは放っておくと追いかけていってしまう)、一度配置したら放置できるというポイントが見逃せません。