彩度の落ちた街の、あの鉄のような寒さ

ヨルゲンセンの旅日誌

2018/03/23 20:23 公開

彩度の落ちた街の、あの鉄のような寒さ

雑日誌

ガンドが仲間になりました

当初心配になるレベルで地味な外見やなと思いましたが
知ればなるほど面白いキャラクターです

ガンド・オーク王ゾルバの息子ながら重い病魔に冒され、
戦士としての用をなさない自分に絶望している。（公式より）

自分はこういう「どうしても他人が期待した生き方ができないキャラクター」が好きです

このタイプは殊更オークに良く見られるように思えます
気弱なザクドル、魔術を学ぶメラ、吟遊詩人に憧れるザラ、オークが苦手なモーガさん・・

ある種、人種ごちゃまぜ遊撃隊と化したキャラバンには
こういうアウトサイダーが集まるのでしょうね

獰猛で肉体的なオークの模範的な生き方を拒否するのには大匙満杯の勇気がいることは
各自の発言からも伺えます

「変わり者扱いには慣れているわ。村じゃ嫌われいていたし」
「オークに吟遊詩人は無理でしょうか？」
「オークがみんな勇敢だなんて、誰が言ったんでしょう。」

う～ん大変ソダネー

しかし、そういいながら彼女らは能力的にはかなり優秀なんです。
（特にザラ、モーガ・・）
他のエリートオークと遜色ありません

ゲームという虚構、いってしまえば誰かの作り話、嘘が
明瞭に現実の物語に勝る点はこういうところじゃないですか？
「こういう奴も戦えるんだ！生きていていいのだ！」というメッセージを
痛快に、高らかにうたえるところ。素晴らしいです

いいぞ！アウトサイダーオークス！これからもがんばれ！
（ザクドルはもうちょいがんばれ！）

写真はそのパーティ。火力不足は否めないがかなりタフだ