逢瀬川の旅日誌

公開

小説っぽくキャラスト!(超長文だよ!

「いらっしゃい、お二人様ですか?」
こうして酒場に入るのも久々である、キャラバンに同行してからというもののいろいろな大陸の探索を続けていた、種族による文化の違い、食べ物いろいろと違うところはあっておもしくはあったがやっぱりヒューマン族の食べ物が口に合う
「二人だぜ」
黒く青みがかかった髪、服は着崩して人一倍体が大きく肉付きもがっしりしている
彼の名前はカイト、白爪騎士団の四銃剣の一人である
もう一人は金髪で、カイトとは違いしっかりと服を着て、普通に見ればしっかりしている、彼の名前はアルフレッド、同じく四銃剣の一人として、残りのキリアン、レオミュールの二人を入れ、四人でアッザリア様に使える身である
彼らは、旅の途中だったキャラバンに出会い、いろいろな支援をしてくれた、今の四銃剣があるのも彼らのおかげでもあるだろう、彼らは自分たちの成長のためにも、団長と相談をした上で、キャラバンと動向をし、世界を知ることを含めて旅をしている
「お待たせしました、ごゆっくりどうぞ」
二人の前に置かれた飲み物は、黄色く、上の部分には白い泡が立っている、木でできたジョッキに入っていたのはエール(ビール)という飲み物だそうだ
「とりあえず久々のヒューマン大陸で暇をくれたんだ!楽しくいこうぜ!」
カイトが音頭を取る
「そうだな、いろいろな大陸を回って学ばさせてもらったがたまにはこういうことも悪くはない」
乾杯の音頭が始まる、お互いジョッキあててそのまま飲み始める
アルフレッドは軽くエールを飲みジョッキを置く、対するカイトはエールを飲み干し追加をオーダーした
相変わらず四銃剣の中でも大柄でそれに見合った飲み方をする、アルフレッドは自分のペースを意識して少しずつエールを飲む
料理が並び、少し頼みすぎたかっと思える量の料理が並び始める、大半はカイトがオーダーしたものだ、大柄だけあって胃袋も大きいのだ
「まったく君の胃袋はどうなっているんだ、見てる私のほうが一杯になってしまうよ」
思わず出てしまった言葉だった
彼からしてみれば、体作りでもあり、なにより食わないと強くなれないだろっという考えでもあった
だが食に対してのありがたみはあり、どの料理もおいしく味わって食べている
「久々のなじみのある食べ物だからな!大陸によっては肉が主流だったり果物だったりしてたが、やっぱりこっちのほうが食材といい味付けがいいもんだぜ、それにキャラバンの旅はいいもんだが、子供が多いからな、この前はえらい目にあったぜ」
ロッコの件であろう、あの後私が通りかからなければあのまま説教が続いていただろう、さすがのカイトも懲りたのか、あれからは子供相手には優しく接している
「大体危険なことをやるから注意したのによ!」
食べ物をエールで流し、カラになっては追加をオーダーする、少々彼には負に落ちない出来事だったようだ
確かにロッコが火薬をキャラバン内で爆発させたのは問題だ、ロッコもそうだが周りにも危険が生じる
カイトはそのことを注意したのだが、言い方が悪かったせいで、逆にいじめてると第二者から思われたのだ
カイトがそのことについて愚痴り始める
すでに酔いが回っているのだろう、私は相槌を打ち、注意ポイントと対策を助言した
「お前はどうなんだ?」
肉を頬張りつつ、ふいに私に振られた、会話の流れから何に対してどうなんだと思い思わず返してしまう
「キャラバンに入ってどうなんだってんだよ」
問いかけてきたのは、キャラバンに入ってからの私の成長であるようだ
「いろいろ勉強にはなるよ、団長・・・いやロレッタというべきか、彼女は我々より若くてリーダーを張っている、もちろん周りが支えてくれるのもそうだと思うが、皆彼女を信頼し一緒に行動をする、普通に考えれば全種族と交流をとっているところは見習わなければいけないかな?」
ふと本音が出てしまう
確かにキャラバンという移動要塞を持ち、全種族と交流を深め、仲間に入り旅をする、普通に考えればすばらしい人材だ
「ふーん、勉強ねぇ~アルらしい答えなこって、マスター!もう一杯!」
食べているものを飲み込み、答えを聞くやエールを飲み干し追加を頼む、これで何杯目であろうか、私はまだ追加のエールを頼んでから半分しか飲んでない、その間にも彼はまるで水のようにエールを飲み干していくのであった
「カイト、久々ってのもあるだろうけど、少しはセーブしといたほうがいいんじゃないか?」
思わず口に出てしまった、カイトが追加のエールを口に当てた手を止め横目で私をみる
「久々なんだ、こうして珍しくお前と飲めるってのもあって気分がいいんだ、安心してくれ、この前みたいなへまはしねぇぜ」
そう言いまたエールを飲み始めた、彼は喜んでいるのだろう、久々の慣れた土地で飲めるこの日が
会話は時間とともにいろいろな話題に発展した、キャラバンはもちろん、残りの四銃剣のキリアン、レオミュールの話題、いまだに落ち着かないエニグマ、種族の歴史による違い
話題が尽きることがないこの状況で、酒場のドアが開く音がした
「あ~こんなところにいたんですか?」
二人はドアのほうを見た、普段の装備は外して村人らしい姿をしている、銀髪のセミロング、細い腕と、普通の女性より太い下半身、キャラバンの団長ロレッタである
「二人だけ帰りが遅いから思わず村を回ってたんですよ~って顔赤すぎません二人とも?」
二人ともっという発言に思わず、自分が飲み干したエールの数を思い出す、カイトほどにはいかないが、私もそれなりの数を飲んでいるようだ
「すまない、そろそろ戻るから、明日はゲッシー領のマルポポに向かうんだったな?」
明日の予定を思い出し時計の針を見る、時計は22時をさしていた
「ほかの大人たちはキャラバンで飲んでるのに二人だけどこかいって帰ってこないんだもん、探しちゃったよ」
どうやら心配をして探しに来ていたようだ、服装からしてみると敵に襲われても二人なら問題ないだろうと安心しているのだろう、だから武器も持たずに村を探し始めたのだと思う
「おう!ロレッタ!ちょうどいいところに来た!お前の考えを聞かしてくれよ!なんていったって我らが団長なんだからな!ちょっと付き合えよ」
っとカイトがロレッタの首をつかんで席に座らせる
「ぇ?どういうこと?ってか酒臭!?え・・・え????ちょっとぉ~」
どうやら今宵のカイトは止まらないようだ、ロレッタすまない、気が済むまで相手をしてあげてくれ


なんとなく小説っぽくまとめてみました~どうでしょ(笑?
では皆さんまたおいでやすう~

逢瀬川

コメント

1

イアルの冒険者

伽那樹

ID: 9i9jpemju9aj

日常の一コマって感じですね。
面白かったです。

2

ヒナドリ

ID: 2fve8p9mc5mi

こんばんは、

ヒューマン領のどこの居酒屋かなと思いながら、よみました。
キャラストと、このようなかかわり方もいいですね。

3

逢瀬川

ID: fnzgka86gahp

>> 1
ありがとうございます~^^

またなんかネタを思いついたら書きますので、ぜひご覧になってください!

4

逢瀬川

ID: fnzgka86gahp

>> 2
場所は~ちょっと考えが思いつかなかったので、ヒューマン領と表記させてもらいました~
長文なのに読んでくれてありがとうございます^^

5

しゅら

ID: ck4yifij5gdq

キャラのイメージを大切にしてる感がとってもいい( ᐛ )و
次楽しみにしてま〜す

6

逢瀬川

ID: fnzgka86gahp

>> 5
ありがとうございます~(笑

次回はどんなキャラを主軸にしようかな~
ネタはまだまだある(笑