KNOTの旅日誌

公開

オークとして牙を失う

この広いイアルには、様々なヒーローとストーリーがある。

アルバンやゾルバ、ギルガバを始め、オークの種族にはシンボルとしても扱われている下顎のキバ。

皆様は考えた事があるだろうか。もしもそのシンボルであるキバを失ってしまったオークは、この先一体どうなってしまうかを。



ヒューマン領にそんなオークを見かけ、感慨に浸るも俺にはこのオークが、ここに至るまでどのような人生を歩んできたのか想像もつかない。

オーク領を探して見るも、やはりキバの無いオークなど見当たらず、子供から大人まで立派とは一概に言えなくもキバを携えていた。

少し彼からはオークとして痩せている印象を受けた。しかしながら、人生を諦めているようには思えない。
ある時は傭兵、そしてまたある時は積荷を整理。彼はキバを失っても、未来は失わなかったのかもしれない。

そんな彼の物語は、きっとイアルで1番輝いているに違いないと、俺は確信した。



KNOT

コメント

1

アル

ID: zwfmnzfd8rxn

クセがすごい話ですね…
サッカー日本戦観たあとのもぬけの殻なので、この話が1mmも頭に入ってきませんw