ファングの旅日誌

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【考える練習その3】 開発費とそれを支える課金の勝手試算


頭が働いているうちに。

■ソシャゲの費用
 いずれも公開されているわけがないので、例&仮。

・初期開発費 20億
・メインストーリー開発費 3000万/年
・季節イベント開発費 2000万/年10回/年
・運用、維持管理費 1000万/月 ×12か月
・広告費 1000万/月 ×12か月
(youtube、twitter、オフィシャルサイト、・・・etc) 

 とまぁ、こんな感じになるわけで結果サービスが続くほど「開発費」も途切れないです。そのため、ゲームタイトルによっては強烈なリセットをかまして(第一章終了とか。パッケージまるごと入れ替えとか・・)そんなことが起きます。

 その総額をユーザで支えあって、サービス会社に儲けがでないといけないわけです。

 決算報告書を見てみましたが、上記のような嘘くさい内訳よりはそちらのほうがよっぽど費目が分かって面白いかも。サーバー費とか、ボーナス払った!とか書いてありました。頭使えば、同比率からもう少しまともな推測ができるんでしょうけど、メンドクサイのでやりません。

■課金階級ごとの人数
 総アカウント数いくつかもこれまた分かりませんが、人口計測によると全鯖合わせて(海外除く)27万人ぐらいいるようで、これを課金の階級でなんとなく分けて、一か月の総額を出すと70億ばかしの売上(ホントカヨーな超勝手計算)になるようです。アクティブユーザ数が、その何割かということで・・実際はもっと減るという考え方も加えるべきでしょう。

50万円/年 ・・・  2%   5,400人 = 27億円
30万円/年 ・・・  2%   5,400人 = 16億円
10万円/年 ・・・  3%   8,100人 = 8.1億円
 5万円/年 ・・・  3%   8,100人 = 4.1億円
 1万円/年 ・・・ 30%  81,000人 = 8.1億円
 5千円/年 ・・・ 50% 135,500人 = 6.8億円
   0円/年 ・・・ 10%  27,000人 =  0億円

 この人数比率がおかしくなってくると、いきなり赤字に落ちたりします。
 また、下手な選挙みたいですが、多勢であっても貢献度が低い・・「1万円/年」な人たちの声はこんな例をみても、届きにくいとの想像ができます。悲しさがあります。

 総額をユーザで支える・・新しい形がそろそろ世の中に出てきて欲しい。


ファング

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